早期前立腺癌の再発に関する調査発表
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早期前立腺癌の再発に関する調査発表
このたび、厚生労働省研究班は全国における大学病院、癌専門病院などで早期前立腺癌の再発について大規模な調査を行いました。早期癌だと診断され、しかも1993年〜2003年の間に前立腺の摘出手術を受けた男性計1192人が調査を受けました。

この調査によりまして、早期前立腺癌で摘出手術を受けた患者のうち、約20%が癌を再発していた事が明らかに分かってきました。調査を受けた1192人の中に、「生化学的再発」と診断されたのは302人で、総人数の25.3%となっています。また、摘出手術を受けてから再発までの期間と言うと、1年間以内の例が最も多いが、4年間以上も経った例があります。

それは、たとえ手術で癌を含む前立腺を取ったとしても、周囲の組織に目に見えない極小さな癌が残るならば、再発する可能性は十分にあると考えられます。癌の指標とされる血中の前立腺特異抗原(PSAとも言います) の数値が上昇しても、画像診断などで癌の再発や転移が確認されるまでには8年間もかかると言われています。多くの前立腺癌の場合は、進行が遅いため、再発しても直ぐに命を脅かすようなことはありません。しかし、そういう意味で言うと、手術後の継続した検査をするのが重要になっています。

前立腺癌は高齢化などに伴って急増しつつある一方です。2020年に、前立腺癌は男性の癌罹患率第2位になっています。前立腺癌を再発した患者にとっては、治療法が二つしかありません。一つはホルモン療法で、もう一つは放射線治療です。厚生労働省研究班の班長に勤めている九州大学の内藤教授は、「高齢者の患者の場合は手術をしないこともあります。個人ごとの再発のリスクを事前に調べられるようにし、患者が治療法を選ぶ材料として役立てたい」としゃべっています。研究班はこれから、どんなタイプの人にどのような治療法が向いているのかを調査していくそうです。さらに、今年の夏から約9年間を掛けて、再発した癌に対する標準的な治療法の開発に取り組むことも発表されています。

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